電子書籍だからこそ出会う作家がいる。
先日、このブログで書いた『戦空の魂』の作者・天沼俊さんと同様に、出会えてよかったと思ったのが、今回の『野望の群れ』などいくつかの素晴らしいマンガを出している司敬さんである。
『野望の群れ』だけでなく、今後は司敬さんの『武侠一代』なども紹介していく予定だ。
![51888cOateL](https://livedoor.blogimg.jp/daikanyamabooks/imgs/e/7/e7785815.jpg)
大学ラグビー部のスーパースター、久我遼介と堂島隆一郎。隆一郎は帝急コンツェルンの御曹司だが、キャンパスのマドンナ・麗子を恋人にしたのは、遼介だった。遼介は親の借金を返済するため隆一郎に金を借りようとするが、隆一郎の父に冷たく追い返される。隆一郎は麗子を自分の物にすることで、借金を返してやったのだが、すでに遅く、遼介の実家は一家心中をしてしまった。事情を知って怒った遼介は、隆一郎を殴ってしまう。それだけのことで、堂島の権力は遼介を刑務所に送った。
物語のスタートは、先日紹介した『野望の王国』に似ている(タイトルも)。
ただ、内容と展開は全く違う。
もとは大学ラグビー部のチームメイトで、お互いに主軸だった2人。
だが、卒業後の進路は明暗ハッキリと分かれる――コンツェルンの二代目と、懲役からのヤクザである。
見事なまでのコントラスト。白と黒。
ヤクザからのしあがって、憎きコンツェルンを倒す。
わかりやすい成り上がりストーリーなので、感情移入もしやすい。
28巻、全てがunlimitedで読み放題なところもれしい。
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