僕が初めて競馬をやったのは10年ほど前の韓国だった。

韓国に住んでいた友人に連れて行ってもらい、日本でもやったことがない競馬に初挑戦したのだが、そのときは何と勝ってしまい、夜はサムギョプサルをたらふく食べることができた。


なぜ僕が勝てたかというと、韓国の競馬は(少なくとも当時は)馬の見た目で強さが素人でもわかったからだ。

一言でいえば、遅そうなヤツは「ロバっぽい」のである。

馬の中にロバが何頭か混じってるので、それを除き、いかにも「馬っぽい」ヤツを3頭選び、その組み合わせで6通りの連複を勝ったら、いくつかのレースで、しかも結構な確率で勝ったのだ。


日本の競馬はやったことがないのだが、TVで見る限り、ロバっぽいヤツは見当たらない。だから、僕は日本の競馬では勝てないだろうが、今度挑戦してみたい。


さて、前置きが長くなってしまったが今日の電子書籍はこちら。

cover

JRAに所属する女性ジョッキー、主人公・藤枝ミキはJカップの巨乳の持ち主!調教もまともにできない若手の騎手だが、本来ジョッキーとして弱点となる「巨乳」を武器に夢のG1制覇に向かって今日も奮闘するが・・。

「悲しい男の性」みたいなものを自覚するマンガである。


ただ、著者のチャーリーさんは一口馬主にもなっているほどの馬好きなそうなので(巻末に付録マンガでそう描いてある)、しっかり取材をして描いたことが伝わってくる。

競馬の専門用語なんかも出てくるので、競馬好きならばもっと楽しめる作品だと思う。

僕は競馬素人なので、点数は低めの74点。


「おっぱいジョッキー」というネーミングセンスはピカイチだ。 

これだけで酒の肴になりそうな、そんな魅惑的な響きがある。 

ネーミングでつい読んじゃう・・・そんなマンガだった。 





<END>

廣田喜昭の自己紹介ページはこちらです。
hirota@daikanyamabooks.com/代官山ブックス 廣田喜昭


ライティング依頼(書籍、雑誌、WEB)、大歓迎です!
ライターとしての実績などは、上記をクリックしてご覧ください。


WEBマガジン「特技でメシを食う」はじめました!

無料で読めるのでこちらからどうぞ。インタビューものです。


代官山ブックスの本、電子書籍はこちらからどうぞ!