僕はAmazonのKindle Unlimitedを使っているのだが、

結構な数を読んでいることに気づいた(妻の指摘で)。


そこで、ブログに僕の独断と偏見による「勝手に採点シリーズ」をまとめることにする。

では早速、はじめてみたい。1冊目はこちらである。


得点は非常に高く、92点。

2L




原作は400万部突破、映画化、ドラマ化!芸人・島田洋七が少年時代を過ごした佐賀での出来事を書いた大ヒット小説のコミカライズ版が電子書籍で登場!広島で暮らす主人公・昭広(島田洋七の本名)は母親に女手ひとつで育てられていたが、佐賀の昭広の祖母・おさのばあちゃん(本名は徳永サノ)の家へ送られたことで物語がスタートする!
Amazonの上記説明にあるように島田用七さんの大ヒット小説『佐賀のがばいばあちゃん』を漫画化したものだ。

ちなみに僕は小説を読んでいない。のだが、 漫画で読んで一気に引き込まれてしまった。


何と言っても、ばあちゃんの存在が素晴らしい。

とある理由で、広島の母の元から佐賀の祖母の家へと送り込まれた昭広少年。

この祖母が「佐賀のがばいばあちゃん」で、「がばい」とはこの漫画では「凄い」という意味で使われている。


何が凄いって、とにかく清貧を絵に描いたような人で、外を歩くときは腰にヒモのついた磁石を巻いて歩き、お金になる鉄を集めたり、家の裏にある川に流れてくる野菜を集めて食糧にしたり、生きる力が凄いのである。

かと言って、がばいばあちゃんに「貧乏くささ」はない。むしろ、モノを大切にする品の高い人に見えてくるから不思議だ。

最初は貧乏を苦にしていた昭広少年も、少しずつばあちゃんの魅力に引かれ、たくましい「がばい少年」へと成長していくストーリーである。


笑えて、最後にちょっと泣ける。そんな漫画だ。

全巻読めることもあり、「Kindle Unlimitedまたは電子書籍を読む最初の1冊」として強くオススメしたい。


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