KDP(キンドルダイレクトパブリッシング)の話である。
KDP
https://kdp.amazon.co.jp/
嬉しい悲鳴と言うべきか、他社様から原稿のお仕事をたくさんいただいているので、なかなか電子書籍を進める時間がとれない。
かっこよく言えば「クライアントワーク」と「自社コンテンツ」のバランスというやつで、独立している人の多くがこの悩みを抱えていると思う。 まぁ、起業して2年目ぐらいまでのしんどさと比べれば幸せすぎる話なのだが。
と、言い訳からはじまったところで、Word入稿の話の続きである。
前回、紙の出版であればIndesignとPDFデータを印刷所へ入稿するところを、電子書籍は手ごろなWordを入稿すればいいことに驚愕したという話を書いた。
いつまでも驚愕していても話は進まないので、電子書籍入稿用のWordファイルをつくるべく作業を少しずつ進めている。
まずは『流しの仕事術』の印刷用のPDFファイルからテキストデータのみを全選択し、Ctrl+C、VでWordへとはりつける。そして、改行位置などを揃える。
ひとまずテキストデータはこれで置いておく(商品にするためには、見出しや目次のリンクの作業があるが、とりあえずそれらは後回し)。
厄介なのが、画像である。
僕はデザイナーでもデジタルの専門家でもないので、どうやってPDFから高解像度の画像を取りだせばいいのかよくわからない。
まず使ってみたのが、下のSmallPDFという、Web上でPDFを1ページずつのJPGに変換できるというサイト。
SmallPDF
http://smallpdf.com/jp/pdf-to-jpg
これでJPGにしたイラストのページをFireworksで必要なところだけ切り抜いていく。さらに、それをWordに挿入していく。
KDPでは商品にする前にプレビューで事前確認をすることができる。
入稿すると「Kindle Previewer」(オンライン版とダウンロード版がある)が出てきて、どちらかで確認をする。
確認をしてみたところ、画質が相当劣化してしまっていて、商品としては使いものにならない。iPhoneで見ても画質が粗いのがわかるし、画面の大きなiPadでは見れたものではない。
お見せしよう。
これが記念すべき、代官山ブックスの第一弾「試作(プレビュー)版」電子書籍である。
※iPhone Kindleよりキャプチャ



テキストは見出しなどの改良の余地はあるにしろ、まぁいい(電子書籍のテキストはデザイン性の低いシンプルテキストだから)。
でも、画像がこれではお話にならない。その後もあーだ、こーだと試作を続け、僕のKindleアプリにはたくさんのプレビュー版ファイルが並んでいる。

いつか、うまくいくことを願って、また時間を見て、やっていこうと思う。
誰か、PDFから高解像度のJPGを抜く方法を知っていたらご教示のほどお願い申し上げます。
こちらもぜひ見てみてください!
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http://matome.naver.jp/odai/2145018835354483001

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