昨日、弊社に営業電話がかかってきた。

Webサイトのコンサルティングとか、そっち系の会社から。

「御社のホームページを拝見しました。“手づくり風”の素敵なサイトですね。うさぎさんの絵が描いてあってウンヌン・・・」

これのことである――。

代官山ブックス
http://daikanyamabooks.com/


代官山ウサギ
 
先方が言いたいことはよくわかる。

「ホームページをちゃんとプロ仕様のものに変えたほうがいいですよ――」ということだ。

はっきりとは言わないまでも、言外にそれがプンプンと匂っていた。


確かに、うちのサイトは3年前に妻が短時間でつくったもので、うさぎや代官山ブックスの文字、罫線は妻がマジックで、手書きでキュキュキュ~と書いてスキャンしたものだ(ゆえに歪んでいる、僕としては“いい感じ”に)。


言い訳ではないが、別にホームページをプロに頼んで作り変えてもらうぐらいのお金はある。今は。

創業当時は紙の本をつくるのにブッコンでいたので、なかったのは事実だけれど。


でも、全然変える気はない。

あの“手づくり感”が僕は好きだから。脱力感と言うべきか。


ちなみに、僕は名刺のデザインも妻の手づくりで、うさぎの絵が入っていて、プリント用紙は文房具屋さんで売っているA-ONEの一番ペラッペラのものだ。まぁ、薄い、薄い。

まるで僕の人間性を表しているかのように薄い。

たぶん、これまで名刺交換をしてきた中で、僕の名刺が一番ペラッペラで手づくり感がある。


これも変える気はない。

名刺がバリッとしていると確かにかっこいいが、僕としては、代官山ブックスとしては、「そこに力を入れるのって何か違うよね」という気持ちがあるのだ。他人や他社のことではなく、うちでは。


では、うちがどこに力を入れるかと言えば、言うまでもなく「アウトプットする商品」である。

本しかり、僕がお金をいただいて書く原稿しかり。

そこには“手づくり感”も“安っぽさ”も微塵もいらないし、今後もクオリティを高めていきたい。


実際のところ、Webコンサルタントの方には悪いが、ホームページが手づくり感満載だろうが、名刺がペラッペラだろうが、仕事はつくれるし、たくさん獲ってこれるのだ。

押さえるべきポイントを見失ってはいけないよね――改めてそう思った昼下がりの営業電話だった。

改めて気づきをありがとうございました。


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hirota@daikanyamabooks.com/代官山ブックス 廣田喜昭

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