これは結局、2冊分の本をつくるのと同じことかも…。


前編は、エステ専門コンサルタントから「理想のサロン」を自らつくるため経営者になり、オープン後にどん底を味わいながらも日本一のサロンになっていくまでのストーリー

後編は、その時々に具体的に何をしていたのかをストーリーとリンクさせて、わかりやすくプログラムとして見開き単位で説明する。


前半のストーリーを著者に書き進めてもらいながら、後半の構成を「あーでもない、こーでもない」と考えている内にあっという間に3月に入っていた。

ぼくが独立して実感したことは「1日、1カ月って本当に早いな」ということだった。


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↑1回目に書いた原稿は「たたき台」でしかない。容赦ない赤字と削除・修正の嵐


たとえば、著者とぼくが2人で週末に打ち合わせをするとする。その時に決めたことをお互いに宿題として持ち帰って、何だかんだで時間が合わず、次の打ち合わせがまた翌週末になるとする。これを繰り返していると、あっという間に1カ月なんて過ぎていく。ビュンビュン音をたてながら。


ストーリーは進んでいるものの、まだまだ「たたき台」の段階でしかなかったし、後半のプログラムは何となくの項目しか見えておらず、書き始めてもいない。


この頃は正直、2人とも


「これ、本当に終わるのかな、本になるのかな」


というネガティブなオーラを自然と醸し出すことが多くなっていた。

そんな時、ぼくはこう考えるようにしていた。


1文字ずつでも書き続けていけば必ず「本」になる


たとえ1文字1文字でも諦めずに書き進めていけば、必ず本になるのだと(それが良い本になるかどうかは別問題として)。


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↑時間はかかっても、日々改善あるのみ。言い合いになることもしょっちゅうです


この頃の停滞感はお互いにしんどいものがあったけど、何とか一歩一歩前へ進もうとしていた。



<つづく>


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